保育士辞めて3年経つけどこれからの保育について語ろうと思う3
3.絶望的な将来性
一時期保育士資格が持った人が職場復帰しないのは給料のせいだと
声を上げて国が保育士の給料を4%あがるだの、5万円あがるだのありましたが
これって意味あるんですかね。
保育士って賃上げと無縁の職場だし、一時的に上がっても年齢で昇給とかする園も
すくないし、22歳くらいでなってもこのまやかしに耐えられるのは3年が限度かと
思います。女子なら結婚を視野に入れ始め男子は友人との給料格差や仕事の話を聞くことで
これからの自分に絶望しかないとおもって転職の2文字があがると思います。
これだけハードな仕事を30過ぎて40過ぎて行うのかなんてホント地獄でしょう
まぁ僕に一番の絶望を与えたのは定年間近の保育士が「30年以上やってきたけど
忙しさがまったく変わらない」
仕事が忙しいのは普通だと思います。しかし保育士って3年働けば大体の仕事を把握できるようになります。
1年間の行事はまず変わらないし、クラスも0~5歳児までなので多くはありません。
しかし日誌は未来永劫手書きだし、日案、週案、月案、年間目標は手書き、ピアノは弾き語りがマスト
行事の制作物は手作りがマスト。
バンバン人も辞めていくので新人がバンバン入ってくるし、その新人のフォローと教育を行う
どうあがいても煉獄という。
一度辞めたブラック企業から給料4%か5万円上積みするから戻っておいで言われても
戻れますか?
自分の好きな仕事を初めて完膚なきまでに肉体と精神を壊しに来た職場ですよ。
新しい園行ったって9割の園は自身が身を粉にして園に染まる意志がないと厳しいですよ。
今回で保育士を辞めた理由3章が終わりました。
次からはこれからの保育に求められるもの残り2章になります。