絶歌を読んで思うところ
2015年いや出版界での1番の問題作とも言われる神戸連続児童殺傷事件の主犯元少年Aが書いた「絶歌」を読了したので、感想を書いていきます。
元少年とは2歳程しか年が違わないので、事件当時は子供ながらにどんでもないことが起きたとニュースを観ていました。
そんな彼が1997年に事件を起こし少年院に収容され2004年に社会復帰しました。
当時は殺人鬼が社会に野に放たれて、どんでもないことが起きるなんてことも報道されていた気がします。
本の内容に入ると、彼の生まれから事件を起こすまでから収監されてから社会復帰した後の話まで、事細かく書かれています。
衝撃的事件を犯人が文章で事細かく書くことに、狂気を感じたり吐き気を覚える場面もあります。
彼は収監される前は死刑を望んでいたのに、社会復帰後は生きる為にゲロを吐きながらあがきながら、生きる事にとてつもない執着をします。
彼はなんで生きたくなったのでしょう?
彼はなんであんな残忍な事件を起こしたのでしょう?
その内容がこの本には詰まっています。
- 作者: 元少年A
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2015/06/11
- メディア: 単行本
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最近だとscoop!という映画も上映されますね
メインにあるのが、少年の時に残忍な事件を起こした人間の現在の写真を撮ること犯人の年齢年齢は35歳です。元少年と年齢が近いですね、
絶歌出版後に作成された作品にもなります。
真意はいかがなものでしょうか?
映画『SCOOP!』公式サイト