シェアハウスのひみつ9
お題「#おうち時間」
内容が多いので13部構成を目指して書いていきます。
1部
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200521/1590030004
前回
今日は9部
目次
1.札幌のシェアハウス事情
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200521/1590030004
2.地方シェアハウスの様子
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200522/1590116449
3.シェアハウス運営の内情
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200523/1590202857
4.どんな人が住んでるの?
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200524/1590289217
5.テラハみたいな恋愛って
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200525/1590375641
6.家賃とかの話
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200526/1590462015
7.実情トラブルについて
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200527/1590548411
8.こんなシェアハウスは要注意
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200528/1590634837
9.札幌シェアハウスの遍歴
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200529/1590721230
10-1.シェアハウス事件簿1
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200530/1590840050
10-2.シェアハウス事件簿2
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200531/1590912000
10-3.シェアハウス事件簿3
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200601/1590982230
10-4.シェアハウス事件簿4
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200602/1591067880
11.サブマネージャー
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200603/1591155241
12.シェアハウス生活を振り返って
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200604/1591244611
13.札幌ってこんな街
http://meganekakeru.hatenablog.com/entry/20200605/1591326001
札幌シェアハウスの遍歴
次のシェアハウス事件簿でシェアハウス内の話は、ほぼ終わりです。
ここでは今までのことを振り返りながら、札幌のシェアハウスの歴史を出来事を交えて書いていきます。
シェアハウス元年
私が札幌のシェアハウスに住み始めたのは2013年でした。
その頃には札幌にシェアハウスが、徐々に出来始めてきた時期でした。この時で5棟ほどあったと思います。空室状況と職場との距離で2ヶ所に定めて見学をして決めました。
この時は運営がシェアハウスのみの事業で立ち上げていて、シェア率の競争もあった為かやる気に溢れてた時期でした。
しかし、シェアハウス認知度は道内ではまだ低い状態で、小規模中規模を埋めるのに四苦八苦している状態でした。
実際私の住むフロアは20人ほど居住可能フロアに、3人ほどしか住んでいませんでした。
入居期間も生活時間もバラバラであり、他の住民が住み始めた頃は、私しかいないはずと思っていた時間に、共有のフロアのドアが開くという怪奇現象が起こるほどでした。(これは単に同じフロアに、新しい住人に住んだことを気づかず過ごしてただけなのですが...笑)
この時は、各シェアハウスごとのルールの取り組みや家族会議や、シェアハウス会議も平和に行われてました。
そんな中活気に溢れた運営の活躍もあり、シェアハウスが札幌に浸透していくのでした。
乱立期
札幌にもシェアハウスが浸透していき、満室になる物件も増えシェアハウスは更に増えていきます。
リノベーションはしてるものの年季や古臭いシェアハウスのイメージを払拭するような、テラスハウスに出てくるような物件まで出てきたり、様々な思考を凝らしたものが出てきました。
中でも各個室内に洗面所やトイレバス付きでリビングは煌びやかで、その他施設も充実した物件はシェアハウスには珍しい入居審査が厳しい中でも空室が出る事がほぼなかったそうです。
この頃は、シェアハウス同士の交流も活発に行われており、シェアハウスで行われる公式パーティーには各シェアハウスから人が集まり交流がされていました。
交流があれば各シェアハウスメンバーで招待型のパーティーも行われたり、その後出会いの発展や友達や様々な発展が頻繁に行われてました。
私のように運営管理の会社が違うシェアハウスを跨いでる人がいたので、運営管理の違うシェアハウス間の交流もされてきました。
シェアハウス規模の増大、交流の幅の増幅を重ねながら札幌のシェアハウスは次のステップへ向かいます。
事件多発
シェアハウス規模の増大は、そのまま運営管理の社員への負担へ繋がりました。更に外国人の受け入れも行なっていくと、入居時間が予定より大幅に違ったりして、勤務時間は長くなる一方で入居案内が日付変更してから行われることも多くなりました。
多忙すぎるなか低賃金で働いてる事が重なり、辞めていく人も多かった印象でした。
そうなると重なって起こるのが、引き継ぎ不足・人手不足・人的ミス多発・新入社員によるミスがドミノ式に起こっていきます。
更に畳み掛けるように、住人の中では溜まっていた不平不満や各シェアハウスと交流した中での格差や、起こり続けてる運営管理のミス多発で不満が膨れ上がっていきます。
そこに輪をかけてシェアハウス生活を長期続けた人の飽きなども重なり、次のステップへ進みます。
閑散期
止まらない不平不満の声・止まらない退去者の連鎖・入ってこない入居者でシェアハウス運営は火の車に陥っていきます。
オーナーから入居者不足で怒られる毎日の中で、改革案として初期費用や家賃の減額キャンペーンやシェアハウスの見学ツアーやパーティーを行います。またオーナーからのテコ入れも入っていきます。
キャンペーンをすれば、現入居者の不満は溜まり見学ツアーやパーティーをすれば、よくわからない人が、館内を我が者顔で闊歩する休日。
オーナーのテコ入れで、設備の一新をされて使いにくくなるリビング周り、居住区域を潰してお店にしたりするシェアハウスも出てきました。
キャンペーンなどで忙しくなるなか運営管理のミスはやまないし最悪な状況下で運営と住人との衝突が起こる。
また退去者からは、ほぼ口コミは広がりません、出てくるのは一言シェアハウスはやめた方がいい。あそこのシェアハウスはやめたほうがいいの噂でした。いい口コミはなかなか浸透しませんが悪い噂はみんな好きですからね。
海外旅行者がお得に使えても国内にはまず評判は入りませんし。
乱立期に書いた空室がほぼ出なかったシェアハウスでさえ空室が目立つようになりました。
運営管理と住人との溝は広がる中勃発することが自由な行動が過剰に進んでいきます。
事件多発
不満や不具合を伝えても動かない運営管理会社と、埋まらない溝の中で行動を起こす人達が出てきます。何度か書いたと思いますがシェアハウスに部外者を連れてくる場合はメールかグループLINEで連絡する必要があります。
当然ですよね、リビングに行って複数の知らない人がいたら驚きますし、居住スペースにいても驚きます。しかしこの連絡をしない人が多発してきます。
理由としては運営管理に対する反発と部外者を招待すると時間制限があったり泊まると料金が招待者に課せられる事があった為です。
この時点で多発したと書いていますが、平常時でもやる人はいました。しかし後釜がないのと周知されていた為横行したのだと思います。
ただでさえ少ない住人によっぽとじゃないと、退去申請なんか出せませんもんね。
そこから入居者の横暴が広がっていきます。
リビングで毎日のようにドンチャン騒ぎ!
夜中から明け方までの庭か屋上でのBBQ大会!!(BGM付き)この辺りで近隣住人から警察に通報される事が多発していきます。
あるシェアハウスはラブホハウスと呼ばれるほど風紀が乱れて、部屋からは夜の営みの音が各部屋から聞こえてきたり、ススキノで捕まえた意中の人をバンバン部屋に連絡もなしに連れ込んだりされてました。
運営によってはこのままでは今後のシェアハウスを続けられないと、悪質なルール違反者の大量退去を命じたりしてクリーン化を図ったりしたのですが、それでも残った住人とのわだかまりも消えていかず。
事あるごとに、衝突してルールが厳しくなっていき退去者も止められなくなりました。運悪くこの中には第2第3のシェアハウス生活飽きや疲れをした人も含まれる閑散は拍車をかけました。
復権をめざして
閑散していうシェアハウスのなか新たな住人を捕まえないといけません。
道内や国内が望めないなら外国人にターゲットをあてて、日本語学校と提携や、大学の留学生をの部屋を受けもつ提携、Airbnbの受け入れを行います。
すると入居者数は回復していきますが、日本人と外国人の比率がどんどん偏りをみせてきて、日本人が住むには英会話等のスキルが求められる気が多くなった気がします。
人によっては家で語学勉強できるのでお得ですよね。こちらは宿題や課題になっている日本語をわかりやすく教えるwinwinの関係が出来上がりますから。
しかも外国人の方は優しいし紳士だしイケメンで余裕がある人もいたりするので、それメインに置いてシェアハウス暮らしするのもいいかもしれません。
コロナ騒動が本格化する前にシェアハウス生活から抜けてしまったのですが、現在の運営はどうなっているのでしょうか?
こんな中パーティーも公式にする訳にもいかずSNS発信もできない状態ですが、外国人率が過半数を占めてるシェアハウスがほとんどです。
自分が色んな人と交流したシェアハウスが一つでも多く残ることを祈るばかりです。
9部はこれでおしまい。
10部シェアハウス事件簿に続く。
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